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無垢フローリングのお家づくり【滋賀県甲賀市不動産コラムVol.92】

2021.07.15

#家づくりコラム

甲賀市、湖南市、蒲生郡日野町、竜王町、東近江市で不動産購入をご検討される皆様こんにちは。びわこホームの金子です。

フローリングは木の種類によって色合いや風合いが変わり、お部屋の印象もフローリング次第で大きく変わります。フローリングを大きく2種類に分けると無垢と合板のフローリングがあります。

今回は無垢フローリングのメリット・デメリットをご紹介します。無垢フローリングを使ったお家づくりがしたい方はぜひ参考にしてみてください。

無垢材とは

無垢は複数の板を張り合わせた合板とは違い、原木から切り出された一枚板を用いるフローリングの事です。あまり加工がされていないので天然の木そのままの味を活かし、木のあたたかさを感じることができる自然素材です。

無垢材は木が持っている本来の性質があります。そのためメリットだけではなく気をつけたいポイントもあるので、どちらもよく知った上でお家づくりに取り入れるようにしましょう。

無垢フローリングのメリット

①優しくあたたかい木の質感を楽しむことができる

無垢材を使用したいという理由で一番多いのが、無垢材にしか出すことができないあたたかさや肌触りを感じたいからというものです。無垢材は夏は涼しく冬は暖かく、周囲の温度に影響されることなく心地よい状態を保ってくれます。

また無垢の木は森林浴をしているような心が安らぐ香りがします。リビングに無垢材を使用して、のんびりと癒される空間にしたいという方も多いです。

②湿度を調節する性質がある

無垢材は部屋の湿度が高い時は湿気を吸収し、部屋の湿度が低い時は水分を水蒸気として放出する性質があります。部屋の中をじめじめしていない状態、乾燥していない状態にして保ってくれるのです。常に快適に過ごせる空間に調節してくれるため、エアコンやヒーターのつけすぎを防ぐことにもつながりそうです。

③年月を重ねると味わいが出てくる

無垢材を使ったフローリングは年月が経つにつれて色合いが変化していきます。木の種類によって変化の仕方は様々ですが、だんだんと表面につやが出てきたり色が濃くなっていくものや、より木目の美しさが際立ってくるものなどがあります。無垢の木を使用しているからこそ味わえる変化を生活しながら楽しめるところが魅力です。

無垢フローリングのデメリット

無垢フローリングのデメリットにはどんなものがあるでしょうか。

①変形する可能性がある

無垢材を使用することで生まれる不安なポイントとして、変形する可能性があるということです。

無垢材は生きている生の木です。だからこそ変化が起きやすく木の伸縮によって隙間ができたり木の反りが起こる事があります。フローリングに隙間ができたり、床鳴りがし始めたりする事もあります。

②傷や汚れに注意しなければならない

無垢材は天然の木というところから、硬いとされる種類の木でも物を落としたりすると傷がついたり凹んだりしやすいです。特に針葉樹は柔らかい木なので注意が必要です。

また汚れにも気をつけないといけません。無塗装であればなおさらですが、無垢材は水に弱くジュースやコーヒーをこぼしてしまった場合シミになりやすく、そのままにしておくと腐朽菌が繁殖してしまう恐れもあります。

無垢フローリングをきれいに保つには、傷や汚れが付いた時にしっかりお手入れをすることが必要です。自分で傷や汚れを元通りにすることは難しそうに感じますが、簡単にできる補修方法もあります。

例えばへこんで時間が経っていない場所なら、へこみに水分を含ませるだけで元通りになる場合もあります。木の種類によっても水分を吸収しやすく、補修が簡単にできるものもあれば難しいものもあるので、使用している木の種類に合わせてお手入れ方法を変えると良いでしょう。

しっかりしたお手入れで、長く美しい無垢フローリングを楽しみましょう。

まとめ

このように無垢フローリングにはデメリットもありますが、シミや伸縮で起こる木の変化もそれもまた味わいのひとつとして楽しまれる方もおられます。長年積み重ねた木の変化は家族と積み重ねてきた時間と同じです。無垢材は家族の思い出を残していってくれるのでしょう。

無垢フローリングを使ったお家づくりをしたい方はぜひびわこホームまでお問合せください!

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